本日、「ふるさとキャリア教育講演会」が行われ、1・2年生約400名が、黒部市内で養豚事業を行っておられる新村嘉久さんのお話を聴きました。
新村さんが代表取締役を務める「有限会社シンムラ」は、黒部市三日市に本社を置く会社で、富山、新潟両県の7市町において約42000頭の豚を育てる養豚農場を展開し、毎日、安全でおいしい豚肉を生産・供給しておられます。ブランド豚の生産にも力を注ぎ、「黒部名水ポーク」を通じた地域貢献も目指しておられます。
新村さんからは、ご自身の経歴や養豚農場を経営することの難しさや喜び、仕事のやりがいなどをお話しいただきました。
特に、2年生は来週から「社会に学ぶ14歳の挑戦」が始まることもあり、社会に出て働くことについて真剣に考えるよい機会になったようです。
講演の結びには、大人になるまでに身に付けておいてほしいこととして、次の4つを挙げられました。
① 人の話を最後までしっかりと聴くこと(聴こうとする努力や姿勢が大切)
② 活字や文書を読む習慣(書いてあることの奥にある意図を読み取る)
③ ①②を理解できる頭をつくること(情報の正誤を見分ける力が大切)
④ 何でもしっかり食べられる人(食べることは、生きること)
中学校生活でも、ぜひ心がけていきたいことですね。