新型コロナウイルスの影響で「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」の体験活動が中止となり、代替の活動として、社会を支える様々な職業調べと地域で働く方々による講演会を行いました。
28日(火)は、市内の洋菓子店パティスリー・ジュメルの北山典子シェフに講演していただきました。北山シェフからは、「働くということはつらくて苦労することもあるが、認めてもらえるまでがんばることが大切」、「自分を支えてくれる周りの人を大切にすること」、「学生のうちに自分の没頭できるものを見つけておくこと」等をお話していただきました。
29日(水)は、株式会社四十物昆布 四十物直之取締役会長に「先人・先輩に学ぶ」という演題で講演していただきました。四十物会長からは、「学ぶ目的とは、己を磨いて人生を全うするためである」、「勉強は働くための選択肢を広げるための準備である」、「何のために働くか」、「学校だけが学ぶ場ではなく、日本の歴史をしっかり学んで、日本人としての誇りと自信をもって生きて欲しい」等、多くのメッセージを熱く語っていただきました。
今年度の「社会に学ぶ『14歳の挑戦』」は、職場体験が中止になりましたが、インターネットでの職業調べや講演会を通して、生徒たちは「働くとはどんなことか」、「働くために今やるべきことは何か」等、多くのことを考える貴重な機会となりました。これらの経験を生かして、自分の夢に向かって努力を続けてほしいと思います。